【あなたはマンションそれとも戸建派?】どっちが良いか長所・短所をまとめてみました。

こんにちは、不動産のお父さんです。
不動産を買うとなると、大抵の人は、まずマンションが良いのか戸建が良いのか家族で話し合ったりしますよね。中には「実家が元々戸建だったから戸建一択です。」という方も多くいらっしゃいますが、

できれば一度、自分たちに合った選択肢はどちらなのか、検討をしてみたいものです。

本日はそんな

物件を買いたいと思っているけど、マンション、戸建、自分たちにはどちらが合っているのかな。

というご相談に応えたいと思います。


この記事の信頼性として


わたくしこと不動産のお父さんは、10年以上大手不動産仲介会社に勤務。
退職するまでに関わった契約は1000件を超えています。
そんな、実践を経験してきた営業マンから、教科書的な事ではなく、より
実務目線でのリアルな回答を行いますので、ご参考になるかと思います。


目次


序:マンションを探していたのに最終的に戸建を買ったお客様


数年前、わたしがまだ大手不動産会社に勤めていた時の事です。
そのお客様はマンションを探したいという事でご来店され、以降マンションの紹介を続けておりました。半年経ってもなかなかご希望条件に見合う物件が見つからず、また、奥様のお腹には第一子となる赤ちゃんがおり、もう少しで産まれます。

物件をご紹介しながらも、色々とご出産準備の事についてお話しをしている中で、ふと、「そういえば奥様のご実家はどちらですか?」と生まれた後、ご実家を頼るという会話になっていた事もあり尋ねたところ、
物件を探しているエリアの隣接区の戸建エリアが奥様のご実家でした。

丁度お伺いしたご実家住所近隣で、新築建売りの販売仲介を行う予定だった事を思い出し、その事をお客様へお話ししたところ、内覧してみたいという事になり、ご案内したところ、なんとお申込、ご購入となりました。

あれだけずっとマンションを探していたにも関わらず、ふとしたきっかけで戸建を内覧し、しかも戸建は初めての内覧だったのですが、気に入って頂きご購入となったのです。そのお客様は今でもご満足頂きながら、ご家族で仲良く生活されております。

ここでお伝えしたいのは、物件探しはあらかじめ「自分たちは戸建だorマンションだ」とけっして決めつける必要はないんじゃないかという事です。
先入観に囚われずに、それぞれのメリット・デメリットをある程度抑えておいた上で、気になった物件があれば、どちらでも積極的に内覧してみて良いと思います。上記のお客様のように思いがけない物件が、ご自身のご縁になる事もあります。

そんな経験談をお伝えしながらも、以下マンション・戸建のメリット、デメリットをまとめていきます。

マンション選びのメリット(戸建と比較して)

交通便に恵まれた立地である事が多い。

マンションと言えばやはり好立地。駅徒歩5〜10分以内、近隣には商業施設もあって車が無くてもほとんど生活には困らない。この条件を第一優先として物件探しをしている方も多いのではないでしょうか。

戸建よりも断然暖かいです。

最近のマンションは真冬でも10度以下になる事はほとんど無いです。長期間家を空けていても、暖房を付ければすぐに暖まります。

セキュリティ面での安全性

築年数にもよりますが、ほとんどのマンションは共用玄関はオートロックになっていて、管理人さんも駐在しています。自宅玄関と合わせると2重ロック、最近の新築マンションでは、共用玄関にさらにロックの掛かる扉がある3重ロック式なんてものもあります。

維持管理が楽

毎月の管理費・修繕積立金を支払えば、マンションの基本的な維持・修繕は管理組合で行いますので、ほとんどご自身で修繕等を行う事はないです(室内修繕は自己負担です)

将来売却する際の減価動向に期待が持てる

物件の売却価格は、あくまで「需要」と「供給」で決まります。これは戸建だろうとマンションだろうと同じです。需要のある物は高く売れるのです。そういった意味では、好立地な物件程、将来的な需要の見込みにも期待が持てますので、高値売却の期待度が高まります。(よく、資産価値という基準でマンション・戸建を比較しているサイトを見かけますが、はっきりいって、物件売却に資産価値なんてものは関係ないです。築年数が相当経過してようが、減価償却による残存価値が無かろうが、物件は買う人が多ければ高く売れるんです。)

マンション選びのデメリット(戸建と比較して)

毎月の維持費が強制的に掛かる(管理費・修繕積立金)

維持・管理の自由度の代わりに、毎月強制的に管理費・修繕積立金の支払いが必要です。住んでいる地域、マンションの規模・グレード・委託している管理会社にもよりますが、一般相場として管理費・修繕積立金合算で毎月約30,000円前後が相場ではないでしょうか。

騒音問題等のトラブルを抱える可能性

これはマンション購入にあたって一番気になるところかもしれないですね。マンション居住にとって騒音トラブルは切っても切れない関係です。ほとんどのマンションでこの騒音問題は少なからず発生します。ご自身の子供が走り回る音で迷惑をかけてしまう。隣接住戸の方が普段から大音量で音楽を聴いている。夜中まで友達を呼んで騒いでいる。理由は様々ですが、この騒音問題は後を経ちません。

将来的な改修工事は不自由

マンションの場合、生活空間の面積(専有面積)の上限は購入時から変わる事がありません。戸建のように手狭になったから増築するというような選択肢を選べません。また、室内改修工事の際にも、構造上主要な壁面となっていて壊すことができない面があったり、配管の仕様上、どうしても移設できないといったような不自由さを持っている可能性があります。

戸建に比べ固定資産税が高い傾向

同じ築年数の戸建と比べ、圧倒的に固定資産税は高いです。戸建で年間固定資産税が約100,000円だとすれば、マンションだと約250,000円ぐらいの約2.5倍ぐらいかかるというのもザラにありえます。
管理組合への輪番制参加義務が生じる場合が多い

戸建選びのメリット(マンションと比較して)

自由にできる庭がある

戸建といえば、庭付きの戸建に憧れて、という方が多いのではないでしょうか?
お子様が遊べるスペースや夏には家族でBBQ、日々の洗濯物も庭でしっかりと太陽の光に当てて。そのような夢を抱いて物件を探しますよね。

生活の自由度

マンションに比べて、自由で伸び伸びと生活できるメリット。これも重要視される方多いですね。騒音問題にも悩む事なく、子供を自宅で自由に遊ばせたい。走り回っても何も言われずに過ごしたいという方には戸建がおすすめですね。

改修の自由度

将来的な改修やプチリフォームの自由度もマンションに比べて圧倒的に高いですね。面積が足りなければ増築という選択肢もありますし、広々と使っていた部屋を子供の成長に合わせて分割したり、(ある程度はマンションでもできますが)
浴室を広げるなんていうのも、マンションだと難しい事が多いですが、戸建ならなんなくできてしまいます。

木材の暖かさが違う

木造に限っての話しですが、冬場部屋を暖めると、マンションよりも体を芯から暖めてくれます。断熱性能はマンションの方が高い傾向なので、部屋を空けていても、マンションの方が温度を保ってくれてはいるのですが、一度部屋を暖めると、戸建の方がポカポカと暖かみを感じますね。暖房コンクリートはカーペットなんかを敷いていても、底冷え感は戸建よりも感じますね。

駐車場料金が掛からない

当然、自宅敷地内であれば駐車場料金は掛かりません。家族で車を2台持っても3台もっても無料です。子供が大学生になって更にもう1台となると、さすがにマンションでの維持管理は現実的じゃないですね。

戸建選びのデメリット(マンションと比較して)

不具合発生時の費用負担は完全に自己負担です。

戸建を維持・管理する為の費用は当然自己負担100%です。一般的に建物の外壁・屋根の修繕は十数年に一度が適切と言われ、一般相場も数百万と掛かりますが、その費用、当然自己負担となります。

庭等の維持管理も自身で

夢を持って買った庭付き一戸建てですが、そのお庭スペースを綺麗に維持するのは結構大変です。放っておいたら雑草が茂って大変な事に、また虫が寄り付いて家の中にもたくさん侵入してきて。なんて事も

マンションよりも寒い

冬場に一旦家を空けるとすぐに室内は冷えてしまいます。ちょっと1〜2時間夕食のお買い物にというだけでも、家に帰ると温度は1ケタ台なんてことも寒冷地だとザラですよね。

ご高齢になってからも住み続けられるかどうか


大抵の住宅は2階建&寝室も2階にされていますよね。将来を見越して1階にも寝室になる部屋を。と計画される方もいらっしゃいますが、そうなってしまうと今度はなかなか2階に上がる事も少なくなり、生活空間が狭くなってしまいます。

住宅ローンの選択幅が狭い

戸建の場合、築年数や住宅ローンを使用する銀行によっては借入年数に制限が掛かってしまう場合があります。銀行は原則不動産担保価値を算出する為に、減価償却を基準に借入の良し悪しを判断します。
不動産の減価焼却はマンションよりも戸建の方が圧倒的に不利な設計となっているのです。(だからと言って、マンションの方が、より価値が残りやすいという話しではないです。不動産の減価焼却と実際の不動産売却価格というものは、は全く異世界ですので、減価焼却が早いからすぐに安くなると思わないように気をつけて下さい。この点につきましては、後日別途記事として解説します)

あくまで、銀行基準で観察した時に、戸建の方がマンションよりも借入しづらいと抑えていただければ良いかと思います。

また、「減価償却」に関するより詳しい解説は以下のリンクをご参考下さい。

<参考リンク:国税庁 減価償却について>

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/saigai/h30/0018008-045/05.htm

【まとめ】

ざっと、マンション・戸建のメリット、デメリットを纏めてみましたが、皆様いかがでしたでしょうか?あくまでどちらがお勧めという話しではなく、人それぞれの生活環境や家族構成、生活への夢など、様々な事情からご自身に合ったものを見つけて頂ければ幸いです。

この記事を読んでいただいた方が、少しでも購入後のイメージに繋がればと思います。

また、物件探しについてのアドバイス等については以下のリンクをご参考下さい。

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