こんにちは、不動産のお父さんです。
マンション情報を日々見ていると、「管理会社」とか、「管理費」・「修繕積立金」が幾らでとか、書かれていて、何を意味しているのか分からないですよね。
本日はそんな

マンションを見ていると、色々と分からない言葉が書いているけど、これってどういう意味?
というご質問に応えたいと思います。
この記事の信頼性として、
退職するまでに関わった契約は1000件を超えています。
そんな、実践を経験してきた営業マンから、教科書的な事ではなく、より
実務目線でのリアルな回答を行いますので、ご参考になるかと思います。
【結論】マンション用語は以下5点を把握すればOKです。
この五つの言葉を覚えましょう。
それぞれについて説明していきます。
管理費
マンションの管理を継続依頼する為に毎月、管理会社へ支払う料金。当然費用は管理会社によって違います。
また、一世帯あたりの負担額は、自分が所有している部屋面積が全体の何パーセントにあたるか?という計算で割っています。
例)全部で10世帯のマンション
全てが同じ間取りで1世帯の部屋面積が50㎡だとすると、
そのマンションの総面積は 500㎡
所有する部屋の持分は、50㎡/500㎡ = 10%
管理会社の毎月管理費が100,000円だとすると、自己負担額はその10%なので
管理費 = 10,000円の計算となります。
修繕積立金
マンションの外壁、屋根、共用玄関、エレベーターなどは、個人の所有物ではなくて、そのマンションを所有する人での共有財産(共有持分といいます)です。共有財産を維持する為には当然、定期的なメンテナンスが必要となります。そのメンテナンス費用を毎月、修繕積立金という科目で徴収し、マンション全体で積立をしています。
修繕積立金の計算は先ほどの管理費と同じ考え方です。
管理会社
マンション管理のプロとして、世の中には「管理会社」という法人があります。マンションを維持していく為の修繕プランの作成や、管理人を勤務させたり、定期的に清掃員を派遣したり、住民同士のトラブル解決にあたったり、管理会社へ依頼せず、マンション所有者内で「自主管理」を行っている物件もありますが、大抵の物件はこの管理会社へ、管理を依頼しています。
管理組合
マンションに住む為にはマンション所有者で結成している「管理組合」に必ず加入しなければなりません。管理組合には理事長・会計・副理事長などマンションによって内容は若干異なりますが、管理組合役員となる人を毎年居住者の中から選任し、快適なマンション生活ができるよう、諸問題の解決や、修繕積立金等の会計状況を整理したり、年に一度行われる、「管理総会」での議題整理等をおこないます。
管理規約
マンション生活を送るうえでの約束事などをまとめた書類です。
代表的なものには、
音楽器使用のルール
部屋の修繕を行う際の決まり事
などが記載されています。
大抵の場合は、物件の引渡しを受ける前(売買契約時点で)に管理規約を受け取りますので、一度内容を確認しましょう。
【まとめ】
マンション用語には他にも、「大規模修繕」や「区分所有権」、「専有部分」といった言葉がありますが、ここではより重要度の高い五つを選択し、大枠を説明しています。マンション探しをするうえで、マンション生活を送るうえでのキホンの「キ」の部分となりますので、内容を押さえていただければ幸いです。
また、物件探しのヒントを探している方は以下の記事が参考になるかと思います。
<参考記事>