【不動産を売却する時の会社比較の方法】会社選びの際に大事な事5つ

こんにちは、不動産のお父さんです。

不動産の売却は、一生に一度あるかないかの大事な手続きです。特に大きな金銭が動くこともあり、皆様「慎重」に「高く」「安心して」ご売却をしたいものではないでしょうか。

個人でお取引する事も可能ではありますが、

・買主様を見つける
・物件の相場を押さえる
・法的な「契約手続き」を行う
・法的な「登記手続き」を行う
・トラブルが起きた際に対処する

これらの一連の事を個人でやりきることははっきり言って不可能です。
やはり不動産のプロにお任せするのが良い選択になると思います。

しかし、不動産会社といってもどこに相談すれば良いのか分からないものです。
CMでよく見る大手不動産会社が良いのか。よく自宅に投函されるチラシに記載されている会社が良いのか。色々と悩んでしまいますよね。

ここでは、大切なお客様の資産売却を、どこの不動産会社に依頼すればよいのか
見極める為のコツを5つにまとめてご紹介します。

この記事の信頼性として、

わたくしこと不動産のお父さんは、10年以上大手不動産仲介会社に勤務。
退職するまでに関わった契約は1000件を超えています。
そんな、実践を経験してきた営業マンから、教科書的な事ではなく、より
実務目線でのリアルな回答を行いますので、ご参考になるかと思います。

目次

不動産会社を比較する際のポイント5つ

この不動産会社を比較する際のポイント5つは、不動産のお父さんが営業時代に実際に売主様から質問されると「ドキッ!?」とした質問です。それほど不動産売却、更に、「不動産営業という仕事に真正面から向き合っているかどうかを問われる質問」です。

なので、この5つの項目を確認する事で、その会社・不動産営業マンが真剣にご自宅を査定して、誠心誠意業務や売主様と向き合っているかどうかが分かります。

その1)見込み顧客(すぐに物件ご案内に繋がる顧客)がいるかどうか

最初に5つの中でも最も重要な項目をご紹介します。
見込み顧客(すぐにでもご案内に繋がる顧客)がいるかどうかはその会社・営業マンを比較する上で一番核心をつく質問になります。

理由:「見込み顧客がいる」という事は、それだけその会社もしくは営業マンが日々、物件探しをしている顧客のフォローを一生懸命している証明になります。
なぜか:不動産仲介業にとって、購入検討顧客のフォローというのは「とても大変な業務」です。物件を検索して、資料を印刷して、メールもしくは郵送で定期的に顧客へ送信する。定期的に連絡する。
これらの一連の業務を継続して行うのですが、まず「継続する事が大変」で、大抵の営業マンはこの買顧客フォローを「していない」のが業界の現実だからです。

付け加えると、そもそも昨今のお客様はインターネットを通じてご自身で物件探しをしているので、この買顧客フォローが無意味だと感じています。

不動産仲介会社の物件売却方法とは、「売却依頼を受けたらインターネットに掲載して、ひたすら問い合わせがくるのを待つ」餌をつけて釣りをしている事とほぼ変わらないのです。

そんな、もはや誰もやろうとしない、「大変な買顧客フォロー」を日々行っている営業マンは間違いなく本物だと言えるでしょう。

その2)近隣での具体的なお取引の実績があるかどうか

ご所有不動産近隣(マンションの場合なら同マンション内などで)での成約実績が多数ある会社は、その成約実績に基づく経験が生きています。

当時、成約した近似物件が

・どこに住む人が
・どういった理由で
・元々のご予算がどれくらいで

購入したのか明確に覚えていますので、そこから得る「的確な」インスピレーションで広告戦略を考える事ができたり、「具体的な購入想定顧客」のイメージがあるので、そこに照準を合わせて売主様へも「的確な」ご売却の為のアドバイスができます。

「的確な」売主様へのアドバイス具体例
・室内の一部でもリフォームして売却したほうが良いのかどうか
→購入想定顧客の予算のイメージができているので、そこから逆算して的確なアドバイスができる。
・間取り変更をしたほうがよいのか
→特にマンションなどで、個室2つを広げて1つの間取りにしている方だとか、いらっしゃいますよね。取引実績豊富な営業マンは購入想定顧客の家族のイメージができているので、間取り変更等のアドバイスも的確です。

その3)近隣で似たような物件の売却活動をしているか

近隣でご自身の不動産と似たような物件の売却活動を行っているのであれば、販促活動の際に問い合わせの相乗効果を狙って、早期売却の一助になり得ます。

具体的に説明しますと、

不動産営業マンの行動として、似たような物件の方だけに内覧希望の問い合わせがきた際にも、念の為ご自身の物件の鍵も忍ばせ、お問い合わせ物件がお気に召さなかったときに、サッとご紹介・ついでに現地ご案内に誘導します。

「こっちの物件はなんとなく自分の希望イメージと合わなかったから問い合わせまでしなかったけど、いざ実際に現地を見てみると、なかなかいいじゃない!こっちに決めてしまおう」

という事。意外と多いものです。

その4)売却だけじゃない提案があるかどうか

今、売却する事だけがお客様にとっての最適解とは限らない。

・場合によっては賃貸等へ資産運用をする。
・価格トレンドを読み、売却時期をもう少し後ろ倒しで提案する。
・リフォームをする事で、わざわざ住み替えなくても大事なご自宅に住み続けられる

などなど、お客様にとってどんな選択が一番なのか真剣に考え、向き合った提案には魂が宿っています。お客様の事情によっては「売却だけじゃない」他の最適解への提案がある人間は、仕事や人と正面から向き合っている素敵な人間です。

その5)マンションや戸建ての知識が豊富であるかどうか

ここも重要です。
不動産営業マンにとって、一番重要な専門スキルは「相場感」があるかどうかですが、同じくらい、マンションや戸建の建築的な知識が求められています。

ご売却依頼を受けると、検討顧客へは物件の説明をするわけですので、その物件の耐震性能や施工会社の特徴。工法の良し悪し、各部材や設備のメンテナンス状況などなど、的確に把握し説明できる「知識」がある人は買主様からも「信頼」されます。

ただ、不動産会社に売却相談を行っているなかで、このような「知識」があるかどうか確認する事は難しいですし、ご自身にも知識がないと言われても分からないですよね。そんなときは、相談の段階で自宅の「施工会社」がどこであるかだけでも質問してみましょう。

勉強している営業マンは外観を見るだけでもどこのハウスメーカーで建てられた家が想定できています。

【最後に】

よく不動産サイトを見ていると「高く売るため」にどうするかという記事を見かけます。売主様がご自宅を「高く売りたい」と思うのは当然の事だと思います。

しかし、最後に一つだけ言わせて下さい。
高く売ろうと思う事と同様に、「トラブルなく安心して売る」事も重要です。

不動産売却は「売れたあとはもう知りません」という世界ではありません。
売却後も売主様は修繕等の責任期間を法的に背負うことになります。
不動産のお父さんも、今まで何度も物件ご成約後のトラブルに巻き込まれる売主様・買主様を見てきました。

「いざ戸建の引き渡しをうけたら雨漏りがひどかった」
「いざ戸建の引き渡しをうけたら近所の方が毎晩夜中に大声で叫んでいる」
「いざマンションの引き渡しをうけたら上階の人の足音がうるさくて生活できない」
「いざマンションの引き渡しをうけたら数日後に修繕工事の為に一世帯あたり100万円の実費請求がおきた」
「いざ土地の引き渡しをうけたら説明をうけていない法制限があって希望する広さの建物が建てられない」

「こんな事聞いていない!」
「売主は分かっていたはずなのに説明していなかったぞ!」

内容によっては弁護士を間に挟み、訴訟問題に発展する事もあります。
せっかく高値で売れたのに、引き渡し後数年に渡って、トラブルを向き合わなくてならない事もあるのです。

そういう事が起きない為にも、

しっかりとトラブルなく安心して取引が進められるよう、アドバイスをしてくれたり、手続きを進めてくれる会社に依頼する事が重要です。
その為にも、複数社に査定依頼を行い、「金額だけではない、真に売主様の為にお仕事をしてくれる」会社・営業マンを見つけましょう。
物件売却におけるさらなるアドバイスは不動産売却におすすめの会社は?パートナーとなる不動産会社の選び方をご参考下さい。

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