【コロナ禍で不動産価格はどうなった?】2021年5月現在の不動産市況

こんにちは、不動産のお父さんです。

昨年からのコロナ禍の中で

「不動産は今は動かないだろう」と踏んで、

・お住み替え計画を延期している人

・相続した使い道の無い不動産を売却できず保有している人

結構いらっしゃるのではないでしょうか?

本日は上記のような

不動産を売却したいけど、コロナ禍でなかなか踏ん切りがつかない

という方へ向けて、

現在のリアルな不動産市況、今後の動向について語りたいと思います。



この記事の信頼性として、

わたくしこと不動産のお父さんは、10年以上大手不動産仲介会社に勤務。

退職するまでに関わった契約は1000件を超えています。

そんな、実践と実績を残してきた営業マンから、教科書的な事ではなく、

より実務目線でのリアルなアドバイスを行いますので、ご参考になればと思います。

目次

コロナ禍で不動産流通市場はどうなったのか

コロナ禍で不動産流通市場はどうなったのか、
リアルな現状についてお答えしますと、2021年5月現在、不動産流通市場はとても活発に動いており、
不動産価格も昨年から軒並み上昇、高く売れる状況です。

これを聞いて「本当か?」と疑われる人もいるかと思いますので、ここで昨年からの不動産取引量や
価格についての下記内容をご覧下さい。

首都圏不動産流通市場の動向(2020年)
〜主な内容〜

■中古マンション
・成約件数は2年ぶりに前年を下回って35,000件台
・成約物件㎡単価は8年連続で上昇、8年で44.5%上昇
・成約物件価格も8年連続で上昇し、3,500万円台

■中古戸建住宅
・成約件数は2年連続で前年を上回り、4年ぶりに過去最高を更新
・成約物件価格は2年連続で下落、3,100万円台続く

■土地(100㎡〜200㎡)
・成約件数はほぼ横ばい
・成約物件の㎡単価
・価格はともに2年連続で下落

*出典元:首都圏不動産流通市場の動向(2020)公益社団法人東日本不動産流通機構

*公益社団法人東日本不動産流通機構というのは大まかに説明すると、我々不動産業者がお客様から不動産の売却依頼を受託した際に、不動産情報を登録する義務があり、その登録先です。

ここで特筆したいのは、まず

中古マンションは8年連続で価格上昇。

中古戸建及び土地は価格下落と記載がありますが、

中古戸建の平均成約価格: 2019年 3,115万円 2020年 3,110万円

土地の平均成約価格:   2019年 2,897万円 2020年 2,810万円

上記内容が実際の数字であり、実際はほぼ横ばいです。

更にこの2020年のデータから今年も約半年が経過しようとしていますが、

この半年で不動産相場は更に上昇している感覚です。

わたしの営業エリアでは、半年前に坪単価20万円だった土地が単価28万円で売れていたり、
「この半年で一体何があった?」と思う程の上昇感です。

情けない事に、この相場の盛り上がりの状況について「原因」がはっきりと究明できていないというのは正直な感想です。
ただ、おそらくという話しでよろしければ、

考えられる(要因1)  コロナ禍で不動産を売ろうという動きが止まった

→ 売却の動きは止まったが不動産を買いたいという潜在顧客は減っていない
→ 結果、需要と供給のバランスが変わり不動産価格が上昇
→ 特に毎日、我々が話しているのが、「本当に土地が無い」という話し。土地の売却情報が特に出てこない為、
  希少性が高まり、既にハウスメーカーが信じられない価格で土地を自社買いするようになっています。

考えられる(要因2) コロナ対策の為の補助金により購入層が活発化。

→ 補助金を不動産購入の足しにしようという顧客が増え、潜在買主が増加

考えられる(要因3) そもそもコロナ対策の為の補助金により市場にインフレが起きている

→ 実は国内に出回る紙幣が増えた為に価格が上がったのではなく、相対的なインフレにより
  価格が上昇しているように見えているだけ。
→ 不動産以外の消費価格は上昇していない為、この可能性は低い

実際に不動産流通の現場で起きている事。

ここでは私が(不動産営業に従事する我々が)実際に体験しているコロナ禍での状況の変化について羅列します。
(あくまでわたしが住んでいるエリアでの実感です)

・お客様と会えなくなった

・緊急事態宣言の度に契約が延期になる案件もある

・売却相談件数が減った

・2020年3〜5月は緊急事態宣言でほとんど営業ができなかった

・飲食店のテナントがどんどん空いていった

・売却相談が減ったが物件を探している顧客は減っていない

・2021年5月時点、半年前から比べて更に物件の価格が上昇している印象
(特に土地情報が無く、ハウスメーカーが信じられない価格で土地を買う)

いかがでしょうか?

上記の一部についてもう少し具体的に記載すると、

お客様とは会えなくなったのですが、ネットからの問い合わせは減る事無く、どんどんきます。(リモートでの物件案内件数が増えてきた)また、売却相談は減ったのですが、物件を買いたいという人は減っていない為、不動産は更に値上がりしており、(特に「土地」の値上がり感はすごい!)

一部の営業マンはこの相場の値上がりついてこれていないです。

→ついてこれていないというのは、○○で売れるだろうと思って顧客へ提案しても全然もっと高く売れるので他社に売却依頼を持っていかれているという事です。

結局今は不動産売れるの?

売れます。売れますじゃなくてとても売れます。

投資において「大衆心理」という言葉があります。

「一般的に物事がこうなると人ってこう考える傾向があるよね」という心理を言うのですが、
投資においてはこの大衆心理の逆を行く事が成功の鍵だと言います。

今、不動産市況がこのような状況になって改めて思うのが、この大衆心理の逆を行くという格言です。

人と逆の思考をする人が結果的に得をする。

皆が動かないからこそ、不動産の希少性が高まり高く売れる。

このように考え行動した人が結果的に今、得をする売却ができているのです。

しかし、一年前のコロナが流行りだした頃に、不動産のプロですらこうなるとは思いませんでした。

今後の市況予測

2021年5月現在、不動産は売り時と問われれば間違いなく「売り時」です。

高く売れるチャンスです。このままこの状況がいつまで続くのか。

正直、不動産価格は既に高止まりの領域に入ってきているのではないかと感じています。(特に分譲マンション)

実際、この記事を書いている5月18日発表の1~3月期四半期実質国内総生産(GDP)速報値は-5.1% 
リーマンショックを超える最大の下落率という大変ショッキングな発表がありました。

このGDPの数値が私達の実生活に結びつくのは今すぐではなく、数ヶ月の遅れが発生します。

失業者の増加

収入の減少

購入マインドの減少

このようなマイナス幅へ触れる要素がこれからやってくるのではないかと想像します。

上昇のトレンドは頂点で浮き沈みを作り(これをレンジといいます)やがて下降トレンドへ転換します。
不動産相場は今、まさにこの転換期のレンジの期中にいるのではないでしょうか。

もしそうであれば、不動産は今まさに最後の売り時。

高値で、安心して、早期に、

売却する為にも行動を開始し、満足のできる取引ができるよう、まずは一歩動き出しましょう。

不動産のご売却に関する具体的なアドバイスにつきましては以下の記事をご参考下さい。

【不動産売却の大事な一歩】大手以外も含め最低5社には相談しましょう。

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